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舞台「あずみ」が本日開幕!川栄李奈座長に鈴木拡樹「稽古場で誰より強い」

小山ゆう「あずみ」を原作とした舞台「あずみ 戦国編」が、11月11日に東京・Zeppブルーシアター六本木にて開幕。公演に先がけ、去る11月10日にはゲネプロと囲み取材が行われた。

「あずみ」シリーズを原作とする本作は2015年9月に上演された「AZUMI 幕末編」から時をさかのぼり、関ヶ原の戦いを終えた後の乱世が舞台。2005年、2006年に黒木メイサ主演で上演された「あずみ」シリーズのリメイクにあたり、前作「AZUMI 幕末編」で好演した川栄李奈が再び、幼い頃より刺客として育った主人公・あずみを演じる。公演は11月27日まで。

ゲネプロは、星田英利演じる忍びの飛猿が乱世への突入を知らせる場面からスタート。フライングで宙を舞い、敵をなぎ倒していく鈴木拡樹演じるうきはに続いて黒いマントを羽織ったあずみがセンターから登場し、剣を高く掲げて激しい立ち回りで豊臣陣営と渡り合う。

やがて早乙女友貴演じる性別不詳の刺客・最上美女丸も加わり、長い黒髪を翻しながら華麗な剣さばきで容赦なくあずみの仲間を叩きのめす。川栄は、仲間を奪われてもなお剣を握りしめようと自らを奮い立たせるキャラクターを多彩な表情で造形。鈴木も気を吐く迫力の場面が多く、川栄の演技に応戦していた。

囲み取材には川栄、鈴木、早乙女、星田、小園凌央、有森也実、演出の岡村俊一が登場。100人斬りに挑んだ前作「AZUMI 幕末編」に引き続き、今回500人斬りに挑む川栄は「殺陣の量が本当に多いのですが、ただやみくもに斬っているわけではなくて。それぞれ思いを抱えた殺陣になっているので物語全体を観てほしいです」とアピールする。

そんな川栄に対して、演出の岡村は「去年もそこそこやれたと思っていたけど、こんなにできるとは。もう教えることがありませんでした」とコメント。続けて「よくアイドル崩れみたいな言われ方するけど、とんでもない。そんなこと言う奴は観に来て。女優の感受性ってこういうことを指すんだっていうのを、川栄が体現してくれています」と絶賛する。

あずみと運命をともにし、彼女を見守り続けるうきは役の鈴木も「稽古場で誰より強いと感じたのが、川栄座長の姿。最後までずっと戦い続け、1人で乱世を生き抜く姿に引っ張られて僕たちもここまで来られていると思うので、千秋楽まで座長の背中についていけるようにがんばりたいと思います」と川栄を見つめ、美女丸役を演じる早乙女も「本番が楽しみです」と続ける。

一方豊臣秀頼役を演じる小園について、岡村は「ものすごく下手! でも独特な味というか面白さ、華があるので楽しめます」とコメント。それを受けて小園は「毎日このようなことを言われ続け、メンタルも強くなりました」「この現場は僕のことを“独特な個性”で片付けようとします」と漏らし、記者たちの笑いを誘う。秀頼の母、淀の方役を演じる有森は、すかさず「この初々しさは今しか見られませんので、ぜひこの瞬間を目に焼きつけていただければ」とフォローし、暖かな空気で締めくくった。

「あずみ 戦国編」

期間:2016年11月11日(金)~27日(日)
会場:Zeppブルーシアター六本木
原作:小山ゆう(「あずみ」小学館刊)
演出:岡村俊一
出演:川栄李奈、鈴木拡樹、早乙女友貴、小園凌央、斉藤秀翼、三村和敬、山本亨、吉田智則、久保田創、有森也実(友情出演)、星田英利



(コミックナタリー)

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